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化粧品のSEO対策の方法とは?広報・Web担当者が押さえるべき基本と集客につながる施策

化粧品・コスメのSEO対策 SEO対策

化粧品の集客手段は、広告・SNS・店頭など複数存在します。その中でSEO対策は、短期で爆発的に伸ばす施策というより、「検索で見つけてもらう土台をつくる取り組み」です。検索行動が繰り返されるネット社会においては、このSEO対策は最も重要な広報活動の1つとなっています。

しかし、化粧品分野のSEO対策は、一般的な分野に比べて、検索上位を狙うことが難しいと言われています。なぜなら、健康情報に近いテーマなので、コンテンツに「信頼性」「専門性」「権威性」「経験」の要素を含めないと、Googleの検索エンジン上の評価を受けにくいためです。さらに、化粧品は市場規模が大きく、競合記事が無数に存在しており、自社記事が埋もれがちになってしまいます。

この記事では、化粧品の広報・Web担当者向けに、SEO対策の正しい進め方を解説します。

  • 化粧品のSEOの初め方がわからない
  • 記事を増やしているのに伸びない
  • 外注制作をどこに頼めばいいか知りたい

といった化粧品・コスメの広報担当の悩みを解決します。

社内での説明や、制作・外注の判断にも使えるようにやさしくまとめたので、ぜひ活用してみてください。

美容ライター&コンテンツディレクター。スキンケア・コスメ・美容医療のメディア運営や記事制作を中心に活動中。
日本化粧品検定1級(コスメコンシェルジュ)化粧品成分検定1級(化粧品成分上級スペシャリスト)

今別府 よしのをフォローする

1. そもそもSEO対策とは?行うべき3つの施策

SEO(検索エンジン最適化)は、検索結果で自社のサイトや記事を、見つけてもらいやすくするための取り組みです。検索されるテーマに対して内容を整え、読みやすさや信頼性も含めてサイト全体を改善していくことで、見つけてもらえる確率を高めます。

SEOで取り組むことは、大きく分けて次の3つです。

SEO対策の基本施策,コンテンツSEO,内部対策,外部対策
  • コンテンツSEO
    検索している人の疑問に対して、役立つ情報を分かりやすく、網羅的にまとめる取り組み。
    例:タイトル・見出しの調整、情報の追加更新、E-E-A-T(信頼性)の強化など
  • 内部対策
    検索エンジンがサイトを正しく読み取り評価しやすいように、サイト構造やページの整備を行うこと。
    例:表示速度の改善、モバイル対応、サイト構造の最適化など
  • 外部対策
    他サイトからの評価(言及・被リンクなど)を通じて、サイトの信頼性や権威性を高める取り組み。
    例:被リンク獲得、指名検索(ブランド名検索)の増加など

この3つを整えることで、Googleからの評価が高まり、検索順位の向上につながります。

2. 美容業界・化粧品業界のSEOの特徴

化粧品の検索は、「今すぐ買う人」だけで動いているわけではありません。むしろ多いのは、購入前の情報収集フェーズにいる人たちです。

たとえば、

  • 肌悩みの原因や背景を知りたい
  • 自分に合う化粧品の選び方を知りたい
  • 成分の特徴や違いを調べたい
  • 使い方(順番・併用)を確認したい
  • 比較のために口コミ以外の情報も集めたい

といった検索が中心になります。

美容業界・化粧品業界のSEOは、この「検討途中」のタイミングで信頼できる情報を届け、納得感を積み重ねながら商品ページへ自然につなげていく設計が重要です。

ポイントは、記事を増やすだけでは成果につながりにくいこと。商品ページやブランド情報が薄いと、最終的な意思決定の場が弱くなります。

美容SEOは「記事(悩み・比較・使い方)+商品・ブランド情報(根拠・特徴・安心材料)」をセットで育てる前提で考えると、導線が作りやすくなります。

3. 化粧品会社がSEO対策に取り組むメリット5選

化粧品会社のSEO対策のメリット

(1) 広告だけに頼らず「検索からの集客」を育てられる

広告は出せばすぐ露出できますが、止めた瞬間に流入も止まりがちです。
一方SEOは、記事や商品ページを少しずつ改善していくことで、検索からのアクセスが積み上がりやすいのが特徴。もちろんメンテナンスは必要ですが、「長く効く集客の土台」を作れる点が大きなメリットです。

(2) ブランド名が知られていなくても、新しい人に見つけてもらえる

指名検索(ブランド名・商品名での検索)は強い反面、知名度が前提になります。
SEOなら「乾燥 化粧水 選び方」「敏感肌 クレンジング 使い方」のように、悩みや使い方から検索する人にアプローチできます。つまり、まだあなたのブランドを知らない層と出会える導線が作れます

(3) 購入前の不安を減らし、選ばれやすくなる

化粧品は「自分の肌に合うか不安」「使い方を間違えたくない」など、購入前の迷いが起きやすい商材です。
成分の特徴、使い方のコツ、よくある質問を分かりやすく用意しておくと、比較検討の段階で候補に残りやすくなります

(4) ブランドの“説明力”が上がり、ファン化・指名検索にも効いてくる

SEOのために情報を整理すると、ブランドの強みや商品の違いを“言語化”できます。
この説明は検索だけでなく、SNS投稿、プレス資料、カスタマーサポートの回答などにも使い回せるので、発信全体の質が上がります。結果として「このブランドで探したい」という指名検索が増えることもあります

(5) 採用・取引先など、対外的な信頼にも波及する

企業の姿勢や開発背景、品質への取り組みが分かりやすいと、生活者だけでなく取引先・求職者にも安心材料になります。
SEOが目的で整えた情報が、会社の信頼づくりにも波及する。ここは意外と大きい副産物です。

4. 化粧品会社のSEO対策で起こりやすいデメリット3選

化粧品会社のSEO対策のデメリット

(1) 効果が出るまで時間がかかる

SEOは、取り組んですぐに結果が出るものではなく、基本は中長期戦です。だからこそ最初から競合が強いビッグキーワードを狙うよりも、まずは勝ちやすい複合キーワード(ロングテール)で実績を積み上げていくほうが現実的です。

(2)やり方を間違えると「頑張ってるのに伸びない」状態になりやすい

たとえば「記事を増やすこと」だけに偏ると、記事同士や商品ページへの導線が弱かったり、そもそも検索意図と内容がズレていたりして、思ったように伸びないことがあります。遠回りを防ぐには、狙う検索(悩み・選び方・使い方など)に対して、必要なページをセットで設計するのが近道です。

(3) 社内体制が弱いと運用が止まりやすい

化粧品は表現チェック(薬機法・景表法など)の確認が入りやすく、公開までに時間がかかるケースがあります。広報、薬事・品質、CS、ECなどの連携が弱いと、制作や更新が滞って機会を逃しがちです。SEOは記事づくりだけでなく、回る体制を作るところまで含めて考えると進めやすくなります。

5. 化粧品の集客につながるSEOの基本施策8選

化粧品の集客につながるSEOの基本施策8選,1キーワード対策自社に合う検索KWを選ぶ,2記事制作有益なコンテンツを作る,3内部リンク関連記事を入れて回遊率UP,4タイトル・ディスクリプションクリックされる工夫をする,5EFO購入導線フォームを最適化,6MEO店舗があればマップ対策,7被リンク・PR外部からの流入を増やす8SNS運用検索以外の接点も増やす

ここからは「何をやればいいか」を、広報・Web担当の視点で整理します。すべて完璧にやる必要はなく、できるところから順に整えていくイメージでOKです。

(1) キーワード対策|自社に合う検索KWを選ぶ

化粧品は検索の切り口が多いぶん、キーワード設計が雑だとテーマが散らかりやすいです。まずは次の要素を掛け合わせると整理しやすくなります。

  • 悩み(乾燥、毛穴、くすみ、ゆらぎ など)
  • アイテム(化粧水、美容液、クレンジング など)
  • 成分(ビタミンC、ナイアシンアミド など)
  • 使い方(順番、朝夜、併用、使用量 など)
  • 補助ワード(おすすめ、人気、口コミ、選び方)

たとえば、次のようにキーワードを掛け合わせて、一文で「このページの役割」が説明できる形にします。

狙うキーワードの例

「乾燥 化粧水 選び方」
「敏感肌 クレンジング 使い方」
「ビタミンC 美容液 おすすめ」

いきなり「化粧水 おすすめ」「スキンケア 人気」のような広いキーワードを狙うと、競合が強い上に検索意図もばらけがちです。最初は、対象(誰)×悩み(何)×知りたいこと(どうする)がはっきりしたキーワードから始めるほうが成果につながりやすいです。

キーワード選定の情報集めには、Googleの「キーワードプランナー」を使ってみるのがおすすめです。検索ボリュームの目安を確認できるので、候補の中からどれがより検索されやすいかを比較しやすくなります。迷ったときは、まず複数案を出してボリューム感を見ながら、優先順位をつけていくと進めやすいです。

美容ライターの仕事に役立つおすすめツールは、別記事で紹介しています。

(2) 記事制作|読者にとって有益なコンテンツを作る

化粧品の記事で評価されやすいのは、単に知識をまとめた内容よりも、企業・ブランドとしての視点や根拠があるコンテンツです。これはGoogleが重視する E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性) にもつながります。

たとえば次のような情報は、E-E-A-Tを補強しやすく強みになりやすいです。

  • 開発背景(どんな悩みを想定して、どう設計したか)
  • 使用感の伝え方(個人差に配慮しつつ、イメージできる言葉で)
  • 使い方の注意点(併用のコツ、肌状態の見極め方など“安全寄り”の情報)
  • よくある質問(CSに寄せられるリアルな疑問への回答)

化粧品は表現上、断定を避けるべき場面も多いですが、断定しない=内容が薄いではありません。
「一般的には」「〜と感じる方もいます」「まずは少量から」など言い回しを整えながら、読者が判断できる材料をきちんと揃えることが大切です。

E-E-A-Tを強化するコツ

プロフィール(執筆者・監修者)、根拠の出し方(参考情報の提示)、安全面への配慮(注意喚起・パッチテスト等)をセットにすると、ページ全体の信頼感が出やすくなります。

美容記事のSEOライティングの具体的な方法は、別記事で解説しています。

(3) 内部リンク|関連記事を設置して回遊しやすくする

SEOでは1記事ごとの完成度も大事ですが、化粧品は特に「理解→比較→購入」までの距離が長い商材です。だからこそ、サイト内で迷わせない導線設計が重要になります。

ポイントは、記事を読んだ人が次に知りたいことへスムーズに進めて、最終的に商品購入ページ(LP)にたどり着ける流れを作ること

おすすめのつなぎ方の例は、こんなイメージです。

  • 悩み記事 → 使い方記事 → 商品LPページ
  • 成分解説 → 商品LPページ
  • 使い方記事 → よくある失敗・注意点 → 商品LPページ

内部リンクは検索エンジン向けというより、まずは読者のための案内です。「次に何を読めばいいか」が自然に分かる状態を作ると回遊が増えやすく、結果としてSEOにも効いてきます。

ちなみに、商品LPページ内にFAQ(よくある質問)を含めておけば、購入直前の不安も1ページ内で解消でき、コンバージョンにつながりやすくなります。

(4) タイトル・ディスクリプション|クリック率が上がる工夫をする

上位に表示されても、クリックされなければ読まれません。化粧品SEOでは特に、タイトルとディスクリプションで「この記事は自分向けだ」と刺さるワードを入れることが重要です。

タイトルは、関連キーワードを入れつつ、30〜40文字前後(スマホ表示を考慮)に収めること。
そのうえで、以下のようなクリックされやすい要素を入れ込みます。

  • 数字(◯選/◯つ/◯ステップ)
  • ベネフィット(集客につながる/迷わない/失敗しない など)
  • 利便性(初心者向け/チェックリスト/テンプレ付き など)
  • 権威性・安心感(広報・Web担当向け/専門家監修/公式 など)

タイトル例

「化粧品SEO対策|集客につながる広報・Web担当向け施策8選」
「化粧品サイトのSEO【初心者でも迷わない】最初にやること5つ」
「化粧品のSEOキーワード設計|選び方と具体例をまとめて解説」

ディスクリプション(検索結果に表示される記事の説明文)は、100〜150字程度を目安に、記事の要点を1〜2文でまとめます。ここにも関連キーワードを自然に含めると、検索意図との一致が伝わりやすくなります。

ディスクリプション例

「化粧品業界のSEO対策を、広報・Web担当向けに整理。キーワード設計、記事づくり、内部リンク、商品LP改善まで“集客につながる基本施策”を具体例つきで解説します。」

タイトルは「何の記事か」だけでなく、読むメリットと対象が見えるとクリックされやすくなります。ディスクリプションは“本文の要約”というより、読む理由を補足する一文として設計すると効果的です。

(5) EFO|購入導線・入力フォームを最適化する

SEOで流入が増えても、購入や問い合わせにつながらないケースは多いです。特に化粧品は、購入前に不安が残ると離脱しやすいので、EFO(入力フォーム最適化)や購入導線の見直しが効いてきます。

チェックしたいポイントは、たとえば次のような部分です。

  • フォーム項目(入力の手間)が多すぎないか
  • 送料・返品・定期の条件が分かりやすいか
  • 肌に合わないときの対応・相談先が明示されているか
  • 商品LPページにFAQがあり、迷いが解消できるか

「SEOは記事、CVは商品ページとフォーム」と分けて考えるより、流入〜購入までをワンセットで見るほうが改善点が見つかりやすく、成果にもつながりやすいです。

(6) MEO|店舗があるならマップ対策も行う

店舗・カウンセリングカウンター・サロン併設など、来店導線があるブランドは、MEO(マップ対策)とも相性が良いです。

Googleビジネスプロフィールの情報整備(営業時間、写真、投稿、口コミ対応など)は、SEOと別物に見えますが、実際はどちらも「検索結果で見つかる確率を上げる」ための施策になります。

たとえば、次のような情報が整っていると、来店前の不安が減り、行動につながりやすくなります。

  • 営業時間・住所・連絡先が最新で、迷わず行ける
  • 写真で店内の雰囲気やサービス内容がイメージできる
  • 投稿でキャンペーンや新情報が把握できる
  • 口コミ対応で安心感が伝わる(丁寧な返信も含む)

来店型の導線がある場合は、記事や商品LPだけでなく、マップ上での見え方まで含めて整えておくと、取りこぼしが減りやすいです。

(7) 被リンク・PR|外部からの流入を増やす

被リンク(他サイトからのリンク)はSEOでも重要な要素のひとつですが、無理に集めようとすると不自然になりがちです。狙いたいのは、リンクをお願いすることよりも、自然に引用・紹介される“理由”をつくることです。

たとえば、外部から参照されやすいのは次のようなコンテンツです。

  • 調査リリース(アンケート結果、トレンド調査、生活者の実態データ など)
  • 分かりやすい図解・用語集(成分の考え方、使い方の手順、よくある誤解の整理 など)
  • 専門家コメント(必要に応じて。無理のない体制で監修・コメントを入れる)

広報として行っている活動が、そのまま“信頼できる情報源”として引用される形になると、PRとSEOがきれいに噛み合います。

(8) SNS運用|検索以外の接点も増やし「指名検索」にもつなげる

SNSは検索順位を直接上げる施策ではありません。ですが実務上は、「SNSで知る → 気になって検索する → 公式で確認する」という動きがよく起きます。

つまりSNSは、検索流入の代わりというより、検索してもらうきっかけ(指名検索の種)を増やす役割を持ちます。商品名・ブランド名で検索される状態が育つと、指名検索が強くなり、SEO全体の安定にもつながりやすいです。

たとえばSNSでは、次のような発信が相性が良いです。

  • 使用シーンが浮かぶ投稿(朝夜の使い分け、季節の悩みなど)
  • よくある質問の先回り(併用、順番、注意点)
  • 新商品やキャンペーンは「公式ページで詳細」を明確に案内
  • 誤解されやすい点は、公式記事・FAQへ誘導して補完する

SNSとSEOは別施策に見えますが、“見つけてもらう→確かめてもらう”の導線としてつなぐと、集客の取りこぼしが減りやすくなります。

6. 記事コンテンツと一緒に揃えたい「化粧品サイトの必須ページ」

SEOというと記事制作に目が向きがちですが、化粧品分野では特に、記事の受け皿になるページが揃っているかが成果を左右します。

なぜなら、化粧品の検索は「今すぐ買う」よりも、調べる→比べる→不安を解消する→購入するという流れが長いからです。記事で興味を持っても、商品やブランドの情報が薄いと、最後の判断ができずに離脱しやすくなります。

ここでは、記事とセットで用意しておきたいページを整理していきます。

(1) 商品ページ(LP)

記事が当たっても、商品ページが弱いと購入につながりにくいのが化粧品SEOの難しいところ。まずは商品ページを「判断に必要な情報が揃う場所」にしておくのが基本になります。

最低限、次の要素があると安心です。

  • どんな人が検討しやすいか(断定せず、肌状態・使用シーンなど条件で示す)
  • 配合成分の説明(何のために配合したか/一般的な位置づけ)
  • 使い方(使うタイミング、使用量の目安、注意点)
  • よくある質問FAQ(肌に合わないとき、保管、使用期限、定期や返品など)

MEMO(商品ページの作り方は3パターン)

商品ページの作り方は3パターン

商品ページは、必ずしもLP風である必要はありません。運用体制や販売導線に合わせて、次のいずれでもOKです。

  • シンプルな商品ページ型:情報を整理して、比較・検討しやすい
  • LP型:ストーリーで理解を深め、購入を後押ししやすい
  • 分離型(商品ページ+LP):一覧・比較は商品ページ、訴求はLPに役割分担できる

迷ったら、「記事から来た人がこの1ページで判断できるか」を基準に考えるのがおすすめです。まずは商品ページ(またはLP)に必要情報を揃え、必要なら後からLPを追加していく形でも十分回ります。

(2) 使い方・順番ページ

化粧品は使い方の検索ニーズが強く、企業側でも情報を管理しやすいテーマです。
朝夜のルーティン、使用順、併用、使用量の目安などを整理しておくと、購入前の迷いを減らせるだけでなく、購入後の満足度にもつながります。

掲載すると親切な要素は、たとえばこのあたりです。

  • 肌状態による調整の考え方(敏感になっているときは少量から、など)
  • 朝/夜の使い分け、使う順番
  • 併用の考え方(同一カテゴリの重ねづけなどは慎重に)
  • 使用量の目安、使う頻度の目安

文章だけだと伝わりにくい内容なので、使用順や使用量がひと目で分かる画像(図解・イラスト)を入れておくと、理解が早くなり離脱も減りやすいです。たとえば、朝の使い方・夜の使い方を並べた図、適量を示すイメージ(◯プッシュ・◯滴の目安)など、視覚で迷いを減らす工夫が効果的です。

(3) よくある質問 FAQ

FAQはSEOにも効きますが、それ以上に不安の解消問い合わせ削減に効きます。
LP内FAQで解消しきれない項目は、詳細FAQページで補完すると運用しやすいです。

入れておきたい質問例は、たとえば以下です。

  • 肌に合わないと感じたときの対応(相談先・案内)
  • 返品・交換・定期の条件
  • 保管方法、使用期限、開封後の取り扱い
  • 配送・支払いなど購入に関する不安

FAQは「社内で当たり前」になっている情報ほど、生活者にとっては重要だったりします。CSに寄せられる質問をもとに整備すると、抜け漏れが減ります。

(4) お役立ちコラム(基礎知識ページ)

自社の商材に合う、お役立ちコラム(基礎知識ページ)を用意するのもおすすめです。

お役立ちコラムの役割は、商品を強く売り込むことではなく、選び方や使い方の判断材料を増やすこと。ここが揃っていると、記事から商品ページへスムーズにつながり、購入前の不安も減らしやすくなります。

コラムのテーマ例

  • スキンケア系:悩み別の選び方/季節のケア/使用順/併用の考え方
  • メイク系:色の選び方/肌質別ベースメイク/崩れにくい使い方/ツールの使い方
  • その他:よくある失敗と対策/衛生・保管(ブラシやパフのお手入れ等)/シーン別の使い分け


「何を書けばいいか迷う」ときは、お客様からよく出る質問(CS・店頭・SNSコメント)や検索されやすい言葉(選び方/使い方/比較/崩れ対策/落とし方 など)から選ぶと決めやすいです。

(5) ブランドの信頼ページ(開発背景/品質管理/会社情報)

化粧品は“どこが作っているか”が判断材料になりやすい商材です。記事や商品ページの説得力を支える意味でも、信頼ページは後回しにしないほうが安心です。

たとえば、用意しておきたいのは次のような内容です。

  • 開発背景(なぜこの設計にしたのか)
  • 品質への取り組み(検品体制、製造の考え方など言える範囲で)
  • 会社情報(運営会社、問い合わせ窓口、基本情報)

ここが整っていると、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を支える土台になり、記事からの導線も作りやすくなります。

6. 化粧品のSEO対策のよくある質問 FAQ

ここから化粧品業界・美容業界のSEO対策に関する、よくある質問を回答していきます。

広報・Web担当の方が社内説明や外注判断に使いやすいように、ポイントを絞って整理しました。

化粧品のSEO対策のよくある質問FAQ
Q
化粧品SEOで狙うべきキーワードが分かりません。どう決めればいいですか?
A

まずは「悩み×アイテム×知りたいこと」の掛け合わせから始めるのが堅実です。
化粧品は切り口が多いぶん、最初に粒度を細かくしておくと迷いにくくなります。たとえば「乾燥×化粧水×選び方」「敏感肌×クレンジング×使い方」のように、“誰の何を解決するページか”が一文で言えるキーワードを優先すると整理しやすいです。次に、実際の検索結果を見て、上位ページが「選び方」中心なのか「比較」中心なのか、あるいは「使い方」なのかを確認し、企画の方向性を合わせるとズレが減ります。候補が増えてきたら、キーワードプランナーなどで検索ボリュームの目安を見て、優先順位をつけていくと進めやすいです。

Q
化粧品SEOの効果測定が分かりません。何から見ればいいですか?
A

「順位→流入→回遊→商品ページ到達→CV」の順で追うと整理しやすいです。
いきなり売上だけを見ると原因が追いにくいので、段階で確認するのがおすすめです。まずは狙ったキーワードの順位を見て、次に記事への検索流入が増えているかを確認します。そのうえで、内部リンクを通って次のページに進めているか(回遊)を見て、最終的に商品ページやFAQなど成果に近いページへ到達しているかをチェックします。最後に購入・問い合わせ・サンプル申込などのCVを確認すると、どこで落ちているかが分かりやすくなり、改善点(導線、商品ページの情報、EFOなど)を絞り込みやすくなります。

Q
競合分析のやり方が分かりません。ツールがなくてもできますか?
A

はい。最初は「見るポイント」を固定すれば、ツールなしでも十分進められます。
細かい数値分析より、まずはサイト全体の設計の差分を見るほうが改善点が出やすいです。具体的には、競合サイトにどんなページ群があるか(悩み別、使い方、商品ページ、FAQ、信頼ページなど)を把握したうえで、上位記事の見出し構成を確認します。多くの上位記事に共通して入っている項目は、そのテーマで読者が知りたい要素になりやすいからです。最後に、商品ページへどう誘導しているかも見ておくと、記事単体ではなく「全体で売れる仕組み」になっているかが見えてきます。

Q
SEOを外注したいのですが、どこまで内製してどこから外注すべきですか?
A

化粧品は商品理解と表現チェックが重要なので、役割分担して進めるとスムーズです。
社内で持ったほうがブレにくいのは、商品理解の整理や社内調整、表現ルールづくりと最終チェックです。薬機法・景表法の観点も含めて、最終的にどこが責任を持って確認するかを決めておくと安心です。一方で、キーワード調査や競合調査、構成設計、テクニカル診断、記事のたたき台作成などは、専門性や工数が重いぶん外注しやすい領域です。「全部外注/全部内製」ではなく、設計だけ外注、記事だけ外注といった形で分割するのも現実的です。特に化粧品は言い回しの精度が成果とリスクの両方に直結するので、最終判断だけは社内で握っておくと進めやすくなります。

7. まとめ|化粧品SEOは「基本施策×必須ページ」から積み上げる

化粧品のSEO対策は、裏技のようなテクニックよりも、狙う検索意図を決めて、必要なページを揃え、回遊と導線を整えることが成果に直結しやすいです。

最後に、最初の一歩として取り組みやすい順番を置いておきます。

  • まずやる:キーワード方針を決める(悩み×アイテム×使い方から)
  • 次にやる:商品ページとFAQを強化する(不安を減らす)
  • 同時にやる:内部リンクで“次の疑問”へつなぐ
  • 余力が出たら:PR・被リンク・SNSと連動させて接点を広げる

SEOは、広報・Web担当が“社内の情報を整理して、生活者に届く形に整える”ことで強くなります。できる範囲から、少しずつ仕組みにしていきましょう。

参考文献

  1. Google 検索セントラル「Helpful Content(良質なコンテンツとは)」
    https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content?hl=ja
  2. Google 検索セントラル「SEOスターターガイド」
    https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/seo-starter-guide?hl=ja
  3. Google 検索セントラル「検索品質評価ガイドライン」
    https://developers.google.com/search?hl=ja
  4. 一般社団法人 日本パブリックリレーションズ協会
    https://prsj.or.jp/
  5. 日本広報協会
    https://www.koho.or.jp/
  6. 総務省「情報発信に関するガイドライン」
    https://www.soumu.go.jp/
  7. NHK放送文化研究所「文章表現に関する研究」
    https://www.nhk.or.jp/bunken/
  8. 『新しい文章力の教室(インプレス)』
    NDL書誌:https://ndlsearch.ndl.go.jp/
  9. 『沈黙のWebライティング』
    NDL書誌:https://ndlsearch.ndl.go.jp/
  10. 『沈黙のWEBマーケティング』
    NDL書誌:https://ndlsearch.ndl.go.jp/
  11. 『書く技術・伝える技術』
    NDL書誌:https://ndlsearch.ndl.go.jp/
  12. 『人を動かす文章術』
    NDL書誌:https://ndlsearch.ndl.go.jp/
  13. 日本編集制作協会「編集・校正の基礎資料」
    https://www.ajec.or.jp/
  14. 日本新聞協会「記事の書き方・表記ガイド」
    https://www.pressnet.or.jp/
  15. 共同通信社「記者ハンドブック」
    (NDL書誌)https://ndlsearch.ndl.go.jp/
  16. 海外記事スタイルガイド(AP Stylebook)
    https://www.apstylebook.com/
  17. 研究論文検索:Google Scholar
    https://scholar.google.com/
  18. クリエイティブ・コモンズ(引用・著作権基礎)
    https://creativecommons.org/
  19. 一般社団法人全日本SEO協会
    https://www.ajsa-seo.org/

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